皆さん、国家ブランド指数というのをご存じですか?
世界的な市場調査会社イプソスでの発表ですね。
国家ブランド指数 2023:日本が史上初の首位に
https://www.ipsos.com/ja-jp/nation-brands-index-2023
日本は2019年の5位だったのですが、徐々に順位を上げていき、昨年2023年に首位になったようです。
指数(基準パラメータ)は、次の通りです。
1.輸出: 国が生産する製品やサービスの質と魅力。
2.統治: 国の政府が世界の場でどれだけ公正かつ責任を持って行動しているか。
3.文化: 文化的な魅力や、エンターテイメント(音楽、映画、アート、文学など)への貢献度。
4.人々: 国民の友好性、歓迎の態度、言語スキル。
5.移住と投資: 生活の質、ビジネスを行うための環境、教育や就労機会。
6.観光: 自然や都市の観光資源、訪れる価値があるかどうか。
日本以外の国に目を向けてみると、
日本以外の上位は、ドイツ、カナダ、イギリス、イタリア、アメリカ、スイス、フランス、オーストラリア、スウェーデンでした。
アジアでは、オーストラリアと日本だけなんですね。中国が入っていないのにびっくりしました。
欧米視点が濃いのかなと思いましたが、その中で、日本は孤軍奮闘していたのか。
ちなみに、隣国では韓国が24位でした。中国はそれ以下ですね。
今年以前では、ドイツが6年連続で1位だったそうです。
欧米視点で行くと、欧州視点が濃いと言った方が。
欧州では、基本、ドイツがなんでもトップな感じですからね。
まぁ、2022年2位は日本だったので、2022年の1位と2位が入れ替わったようです。
さて、日本に目を向けて、首位になった詳細は、
全ての指数でトップ10入りしているようで、全体的に評価は高かったようです。
評価が最も高いのは、「輸出」で、更に詳細の科学技術への貢献、創造的な場所であること、製品の魅力という属性で1位で、海外での日本ブランドの高さが見えます。
日本の皆さん、そういう武器をお持ちでしたら、国内でチャレンジするより、海外でチャレンジすることをオススメします。
「国民性」と「観光」の指標でも高い評価のようで、テレビや新聞中心メディアでは気づきにくいですが、Youtubeでは、そういう評価をしてくれている外国人の方のチャンネルが多いですね。
なんと、テレビや新聞中心のメディアからの評価とは全然違う評価をされているのが、雇用のしやすさと都市の活気でも高い評価を得ていますね。
日本の皆さん、海外へのチャレンジや、アプローチは積極的にいきましょう。