横文字だと、エコノミック・ステートクラフトで、何???
日本語だと、経済安全保障で、なるほど。
昔は、自由貿易は、平和を生み、平和になるためには、自由貿易をという、自由貿易平和主義という考えは、世界の共通認識でした。
只、一部の国などは、経済制裁を繰り返したりしていました。
中国だけではないですが、例えば、中国を例にとると、下記のサイトで説明されています。
只、大きな所謂戦争に至ることはなかったので、信じている人、国はいました。
それが、ロシアのウクライナ侵略から、この考えを変えざるを得ないようになりました。
平和は、貿易ではもたらすことはできず、現実的に考え、国力だけでなく、国防ということに真摯に向き合うことの重要性を示してくれました。
未だ、頭がお花畑な人、政治家はいますが、そういう人は、時間とともに化石のような考えの人になるでしょう。
さて、エコノミック・ステートクラフト(経済安全保障)ですが、wikipediaでは、
経済外交 - Wikipediaとして紹介されていますね。
中国では、例えば、赤ちゃんへのミルクは、自国のものを信用せずに、日本製の製品を使っている親がいるらしいですが、日本では、お金に余裕があるか、拘りのある人以外は、価格で決めている人が多いのではないでしょうか?
産地や、生産者の紹介が増えて、そういう商品を選ぶ人が増えては来ていますが、日本の輸出入相手国は、次のサイトで説明されています。
輸出は、中国、アメリカ、台湾、韓国、香港、タイ、ドイツ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、、、
概ね、韓国が大統領の変わるたびにリスクがあるのを除いて、香港も中国とみた場合、中国以外は、現時点では大きなリスクはないですね。
輸入は、中国、アメリカ、オーストラリア、台湾、韓国、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、タイ、ドイツ、ベトナム、、、
輸出のリスクに加えて、サウジアラビア、アラブ首長国連邦に関しては、今後、彼らの優先順位に変動がある可能性があるため、石油だと思いますが、代替国などの検討が必要ですね。
輸出入を考えた場合、やはり、中国に対するエコノミック・ステートクラフトは、有用で最優先課題ですね。
輸出に関しては、代替の輸出先開拓は重要で、ビジネスにおいても、中国以外の国に視野を広げる可能性が必要ですね。国内回帰もいいですが、EPA、TTP、今後期待大のインドなど、敢えて、ビジネスチャンスと捉えてみることです。
輸入に関しては、輸出と同じことを輸入に置き換えての視点。
そして、石油ですが、代替国の開拓と、用途に合わせて、代替の方法などの研究、開発が必要ですね。
どうしても、マスコミを中心としたメディアの情報は、小さいことを大きく報じたり、数字が取れそうだったら、しつこく、同じ放送を繰り返したりと、国民目線というより、メディア都合の情報に洗脳される可能性が高いので、ニュースに関しては、テレビや新聞以外からでも入手できるので、意図的に見ないようにした方が、正しく、情報を吸収できると思いますね。