thingstanのブログ

意外と知られていないこと。

反射統制(反射制御)について

まず、タイトルとは違うことですが、過去投稿の例になる記事がありましたので、紹介を。

news.yahoo.co.jp

この見出しから予想されるのは、木村拓哉が「何を勘違いしているんだろう」と言ったか、思ったか、SNSに投稿したかでしょうか。

記事を読んで頂くと、そういう事実は、どこにも書かれてません。

「何を勘違いしているんだろう」は、キャッチ用の文面なんです。

「何を勘違いしているんだろう」とは、記者が木村拓哉のことをそう思ったか、もしくは、SNS利用者がそう思っているだろうと想像していることくらいしか思えないです。

これで、読者に木村拓哉を、勝手につくった文面でイメージ付けることができるんですね。

雑誌は、FLASHでまさしく、ありえそうですね。

この場合、記者名は添えてなかったですが、分かったら覚えておいて、今後は、その記者の記事は、そういうケースが多いと思うので、気を付けた方がいいですね。

 

さて、反射統制ということをご存じでしょうか?

ロシアにとっての「認知領域の戦い」

を閲覧してみると、「反射的コントロール」又は「反射統制」といった語が充てられていると述べつつも、サイバネティクスの専門用語としてはcontrolを「制御」と訳出することが適当であると考えられることから、本稿においては「反射制御」の語を充てることとする。とあります。

更に、「反射制御」の創始者の一人であるウラジーミル・ルフェーブル(Vladimir Lefebvre)は、その著書において「敵対者の意思決定の制御は、究極的には反射反応を通じた特定の行動戦略の賦課であるが、直接的プロセスの結果ではなく、強制力によっては達成できない」とし、「自身による既定の論理的決定のための根拠を敵対者に提供することで達成できる」と述べる。

反射統制

反射統制

ん。???でしょうか?

その上で、自身から敵対者に意思決定の根拠を遷移するこうしたプロセスが「反射制御」と呼ばれ、その結果として、挑発、嘘及び欺瞞というあらゆる牽制が生じるとする。ルフェーブルは数学者でもあり、サイバネティクスに関する造詣も深い理論家であった。

やっぱり。???ですね。

Googleで「反射統制」検索して、結果の関連する質問 「反射統制」とはどういう意味ですか?の方がわかりやすいです。

トマスによれば「反射制御」とは「自身が望む所定の決定を自発的に行うよ うに相手を仕向けるべく、パートナー又は敵対者に特別に準備された情報を伝達する手段」であり、その源泉には、唯物弁証法と親和的なシステム論の発展 のほか、旧ソ連におけるサイバネティクス研究がある。

理解できましたでしょうか?

反射制御

反射制御

要は、嘘だろうとなんだろうと、情報を相手に提供することによって、その相手が、情報を提供した側の思い通りの行動、発言をすることですね。

例えば、ロシアがウクライナ支援国に対して、反戦機運を高めさせ、その延長で、ウクライナ支援をしにくくしたいとします。

みなたいことですね。もっと、具体的に説明すると、ロシア側から核の使用をちらつかせ、ウクライナ支援国内で、これ以上、ロシアを刺激すると、ロシアは核を使用するかもと思わせ、支援を思いとどまらせようとすることなどですね。

先の投稿では、中国側の立場として、半導体の輸出規制を辞めさせたいとします。しかし、辞めさせることができず、日本が今後しようとすることに反対し、駆け引きにしようとして、処理水の処分について反対するなども当たるかもですね。

このケースは、日本政府は、中国の意図に載らなかったですが、既出の通り、日本の大きいメディアほど、なんども同じことを報じていましたよね。中国からすると、政府は動かすことはできなったが、日本のメディアは反応し、使い道があるくらいは、思ったでしょう。

韓国は、自国の方が多くの処理水を排出していることを認めましたが、中国はそこには触れようともしないです。

中国からすると、どのあたりで、効果があったかというと、原発周辺の人たち、漁業関係者が反対することによって、自ら自分たちの産物への懸念を広め、食物などの輸出規制している国が、規制を継続しやすくさせている。要は、原発周辺の人たちは、中国の反射制御にはまって、自らの首をしている結果に。。。早く気づいて欲しいなぁ。原発周辺の漁業者は風評被害気にするといった理由が裏目に出ている=それは誘導されたのに気づいていない。その協力を日本のマスメディアは率先して、無償で協力して報道してくれた=割く時間をお金に換算すると、裏でお金を貰っていると思われても仕方がないことをしている。

中国は、たった一度の発表で、日本は、当事者たち含め原発の後処理を世界共通認識の元、進めようとしようとしても、当事者たちは、自ら自主的に首を絞めて、更に将来厳しい道を選択し、マスコミは、時間を割いて宣伝してくれたということです。

マスメディア

マスメディア

知ってか知らないでか、大きなメディアほど、コントロールされているケースが多いため、大きなメディアが何度も何度も同じことを報道している場合や、深刻な面持ちで、視聴者に同意を求めるようなケースは気を付けてください。どこかか、何かの反射制御に乗っかっているケースが多いです。

番組的には、お笑いとかではなく、報道番組やドキュメンタリー、特集などの何かを伝えたい番組ですね。都合よく構成して、反射制御を支援しているケースがあります。