thingstanのブログ

意外と知られていないこと。

医療費が充実している国と少子化率を見てみよう。

既に投稿した「医療、社会保険、年金の医療から」で、日本より上の国は、アイスランドノルウェー、オランダ、ルクセンブルク、オーストラリア、フィンランド、スイス、スウェーデン、イタリア、アンドラアイルランドの11ヶ国です。

これらの国で、高齢化社会の国は、スウェーデン、イタリアだけです。

只、スウェーデンは、人口が87位の10,549人、イタリアは、25位の59,037人と、1億人には程遠く、日本よりそもそも、負担額が少ないですね。

さて、少子化率、出生率はどうなんでしょう。

www.globalnote.jp

出生率国別世界ランキングを見てみると、

アイスランドは129位の1.72、ノルウェーは165位の1.48、オランダは157位の1.55、ルクセンブルクは184位の1.37、オーストラリアは147位の1.58、フィンランドは184位の1.37、スイスは170位の1.46、スウェーデンは137位の1.66、イタリアは196位の1.24、アンドラはランキング無し、アイルランドは141位の1.63でした。

189位の日本の1.34よりいい順位で、ランキングのなかったアンドラ以外も殆どヨーロッパですね。

先進国で2を超える国は殆どなく、日本自身、少子化対策だけでは、無理がある可能性が大なのを早めに情報共有しておいた方がよさそうです。これかなり重要です。

基本、少子化策以外の移民なども含めて、セットでない限り、世界一の少子化策をしても人口減は免れない可能性があるように思います。

このあたりも、投票稼ぎだけでなく、はっきり、早めに国民に訴えかける政党にも耳を傾けるべきかと。

また、2以上の国でも上位なれば、なるほど、医療や社会保障自体がしっかりしていない国が多く、今年にも人口が世界一になる予定のインドでも、現在、世界一の中国でも最近では、少子化率が高くなり、インドでは2を切るのは時間の問題で、中国に至っては日本より下の1.28。

このあたりを見ても、日本は30年間成長できなかったという認識は、変えた方が良く、1億人を超えた人口で、医療、介護、福祉、医療、年金など社会保障も現状を維持しつつも失業率をできるだけあげずに、超がつく、超高齢化社会の国の日本で、どうやったら、経済成長ができるか、できる方法を皆で考えださねばならないという認識に変えるべきかと思います。

正直、現状維持から、ある程度、犠牲にするところの優先順位も考えた方が良いのかなとも思います。

少子化策は、正確には、移民なども含めた人口問題として捉えるべきかと思います。

少子化策だけで、人口が2以上になり、増やすことができたら、奇跡に近い偉業になるかと。