まずは、下記を参考に。
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000394936.pdf
財源ですが、公費負担、被保険者本人負担、事業主負担で、それぞれ、1.4%、2.4%、4.4%ドイツの方が多いですね。特に事業主負担が多いです。
で、日本、ドイツの比較もありました。
https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h17_kiso/pdf/3-12-3.pdf
過去のデータから見ても分かりますが、男女比はあまり変わりはないですが、(ドイツの方が若干女性が多い)70歳以上の高齢者の割合が日本の方が明らかに多いです。
只、健康であるという認識の人は、日本は6割以上に対して、ドイツでは3割程度と、日本の方が高いですね。
また、老後の生活に関しても、困っていると認識の人が、日本では15%弱に対して、ドイツでは3割弱という、ドイツの多いようです。
更に、悩みやストレスの有無に関しても、日本では半分以上がまったくないのに対して、ドイツでは、26.8%と日本の半分ほどにとどまっています。
そして、高齢者、若者どちらの世代を重視すべきかという問いには、高齢者だという意見は日本では40%に対して、ドイツでは半分以上なのに、若者だという意見は、26.1%に対して、ドイツでは18.9%という面白い結果になっています。
ドイツでは、負担率が高い割に、満足感は日本よりは低いようですね。
いずれにしても、高齢者への予算と若者への予算(少子化対策)で、若者への予算を重視した方がよいと思います。
先のデータは少し古めのデータでしたが、最近のデータは、下記のデータを見つけました。
日本は、中位というか平均的な国のようですが、過去よりは増えている傾向にあるようです。
高齢化率がどの国よりも高いため、高齢者向けの支出が低いレベルではないのは、医療レベルが高いのが補っているのでしょうか。いずれにしても、少子化対策が待ったなしの状況では、既出の通り、高齢者向けの支出とバランスを取る必要はあるかと思います。